軽自動車の自賠責保険
軽自動車の自賠責保険は、その軽自動車が路上を運行する際には必ず必要な保険で、車の所有者に対してではなく、車両に対してかけられる保険です。強制保険なので無加入の場合には法律で罰則もあります。
軽自動車の自賠責保険について
自賠責保険は、任意保険と違って強制保険に分類される保険です。強制保険とは、軽自動車の所有者の意思に関わらずに、必ず加入しなければいけない保険で、その保険料は国によって設定されています。軽自動車の自賠責保険は車の整備業者などを通しても購入できますし、任意保険を取り扱っている保険代理店などでも購入できます。最近ではローソンなどのコンビニなどでも軽自動車の自賠責保険を購入できるようになったので、とても便利になりましたよね。
軽自動車の自賠責保険の気になる保険料ですが、やはり普通自動車と比べると保険料も安く押さえられているのが特徴的です。自賠責保険は、ほとんどの場合には車検を通す時に自賠責保険も購入する場合が多く、そのために、自賠責保険は車検費用の一部、と考えている人もかなり多くいるようです。実際には、自賠責保険が▲▲円かかっている、と認識している人よりは、車の車検に総額で▲▲円ほどかかる、という感じで把握している人のほうが多いかもしれませんね。
2008年から自賠責保険の保険料が見直しになり、それまでは見直しのたびに値上がりしていた保険料が、自賠責保険の歴史上、始めて保険料値下がりを実現しました。軽自動車の自賠責保険料は、24ヶ月有効のもので7000円ほど値下がりしましたから、大きいですよね。ちなみに、普通自動車の自賠責保険料も24か月分の保険料が8,000円ほど値下がりしましたから、これから少しずつ車検にかかるトータルコストが低くなるかもしれませんね。
自賠責保険は義務
普通自動車と比較して、車検の際のプロセスや費用などが少しずつ違う軽自動車ですが、自賠責保険は必ず加入しなければいけない保険です。自賠責保険はその車両の所有者に対してかけられる保険ではなく、その車両に対してかけられる保険で、普通自動車や軽自動車以外にも、二輪バイクや原付バイクなど、全ての車両に対して加入義務があります。軽自動車の場合には、車検を受ける際に自賠責保険が次の車検満了日までの24ヶ月間しっかりとついていることが最低条件となっているので、自賠責保険をつけずに路上を運行するという心配もありませんが、万が一、自賠責保険がついていない車両が路上を運行した際には、法律で1年以下の懲役、または50万円以下の罰金、などの処罰があります。また、違反点数が6点、免許停止処分、などもあります。
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