外資へ転職した場合の給料について

外資系企業は、一般的に『給料が高い』というイメージがあります。また、外資系企業へ転職を希望する人の中には、給料が上がる事を期待して転職を考えている人もいるようです。実際にはどうなのでしょうか？

外資系企業の給料が高いのは、外資系の多くが能力給を採用しているためです。もちろん、外資系企業に勤務している人の全てが高給取りというわけでっはありません。能力があれば能力報酬などで給料があがるため、例えば30代の社員をとってみても、外資系の企業なら30代でも年収1000万円を越す場合なども可能になります。一般的な日本資本の企業では考えられない年収ですよね？

しかし、外資系企業は、確かに能力があれば給料も上がりますが、年功序列制はとっていませんから、能力がなければ、給料は何年も全く上がらない場合もあります。ですから、20年間、給料が全く上がらない、という場合ももちろんありえますし、そういう人も少なくないようです。

能力があるものは生き残り、能力がない者は生き残れない、それが外資系企業における『弱肉強食』の姿なのかもしれません。

外資系企業への転職を考える場合には、自分の能力をシッカリと客観的に見極めてから決断をすることが何よりも大切です。

外資系の給料システム

外資系の企業といっても、完全に外資100％で給料形態も全て親会社のスタイルなのか、それとも、外資系とはいいながらもある程度日本における給料形態が加味されているのか、によってもずいぶん変わってきます。

日本資本の企業の場合には、契約する給料以外に、例えば通勤手当、昼食手当て、住宅手当、など、いろいろな諸手当がつくことで、最終的な給料の額は、目に見えない部分も含めると、かなりの額に上ります。外資系の場合には、それぞれ一つ一つに対して契約しなければ、暗黙の了解で含まれているというわけではありません。注意が必要な部分といえるでしょう。

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