ベビー布団 羽毛について

冬は保温性があって夏は通気性があり、四季を通じて活躍する場が多い羽毛布団ですが、ベビー布団に羽毛が使われているという話はほとんど聞きませんよね。なぜなのでしょう？

　羽毛布団はコストがかかりますし、ベビー布団は使う期間がとても短いので、羽毛という選択をする親は多くありません。また、羽毛布団から舞う細かいチリなどが赤ちゃんに吸収されると喘息やアレルギーの原因にもなりかねないという心配もあるので、羽毛が使われているベビー布団は現在ではほとんど見かける事がありません。

　最近になって“羽毛布団といえば西川”の京都西川がベビー用の羽毛布団を開発し販売が始まりました。西川の羽毛布団ではベビー用に開発されているので衛生面やチリによるアレルギーなどの心配も低く抑えられていますが、布団の硬さや大きさによっては、新生児の頃ではなく首が据わって寝返りを打つことができるような月齢になってから使用したほうがよいかもしれませんね。

　京都西川のベビー用羽毛布団では、大人が使っている羽毛布団をそのまま小さくしたわけではありません。ベビーの健康やアレルギーなども考えて、羽毛の量は少なくしています。また、汗をたくさんかくベビーですから、家庭の洗濯機で洗えるウォッシャブルなのも嬉しいですよね。

　京都西川が提案するベビー羽毛布団では、掛け布団だけではなくマットレスや敷き布団なども京都西川でそろえる事が可能です。赤ちゃんの誕生祝などのギフトとしても人気がありますから、ベビーギフトに何を贈ろうかなと検討している方はぜひチェックしてみてくださいね。

ベビー布団に見る少子化

最近ではすっかり少子化になりましたから、以前なら子供３人にかけていた費用が子供一人にかけることはできるようになり、それに伴って、子供一人当たりにかける費用が増えたことで赤ちゃんが生まれた時から服や布団などにかける費用がとてもアップしています。費用などを気にせずに購入する家庭も増えましたし、ベビーなのに羽毛布団だなんて少し前には考えられない減少でしたよね。羽毛布団ひとつみても、少子化における日本社会の消費傾向が現れているようです。

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