STILL life(talking)/PAT METHENY CDレビュー

このアルバムは1987年に録音されたもので第30回グラミー賞「ベスト・ジャズ・フュージョン・パフォーマンス」(1987)を受賞。同グループは1977年にパットがキーボードのライル・メイズ Lyle Maysと出会い、結成されま

した。80年代後半から90年代にかけてブラジル色豊なサウンドを追求し、ジャズ・フュージョン界をリードしてきました。このアルバムはまさにその初期作品ですね。

 PAT METHENYは1954年カンザス・シティ生まれ(アメリカのカンザス州とミズーリ州の間)。13歳から独学でギターを始め、ジャズでは最も権威あるバークリー音楽院に入学。すごいことに18歳で同校の講師を務めたんだって。ギターの名手、特にシンセギターが有名。作曲活動にも積極的でワールド・ミュージックやドラム・ループを取り入れながらジャズ・フュージョンに傾倒してきました。

 今作は前作で一緒だったボーカルのペドロ・アズナール Pedro Aznarが抜け、代わりに二人のボーカルが参加しています。個人的にはポール・ワーティコ Paul Werticoのドラムに脱帽、このさり気ない

刻みは神技だなと。3曲目の「Last Train Home」は人気が高いみたいです。私も大学時代に授業で聴いたんですが、わかりやすく親しみやすいメロディーラインなので老若男女問わずウケが良いんでしょう。そうだ、この曲を聴いて「夕方」のイメージって世界共通な一面があるのかなと思ったの。どことなく「遠き山に」とか「七つの子」と似ている気がしない?

 パットのファンのみならずBGMとして愛用している人は多いみたい。サラッとした音楽が好みの人に向いていると思います。

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