KISS THE FAREWELL TOUR 1973-2001 3.13 JAPAN 東京ドームライブレポート

キスというバンドは、ビジュアル系バンドの元祖である。大体、ハードロック系のバンドは、ボーカルバンドとギタリストバンドのどちらかに偏っているのだが、キスに関しては、どちらにも偏りがない、音楽よりもパフォーマンス重視なエンターテーメントバンドである。バンドメンバーの年齢も50歳を超えている。

午後7:10にライブが始まった。オープニングを飾るのは、“デトロイトロックシティ”である。 いやー!それにしても爆発音が鳴りKISSの文字看板の照明がリレートし始めました。

ド派手に登場し、度肝抜かれるとは、まさに、このことだなと実感しました。 キスのファンなら、この程度のパフォーマンスは、当然なことであろう。 残念なことに、音が割れてしまい、ボーカルの声が良く聞こえませんでした。 選曲は、ほとんどが、ベスト盤からのレパートリーでした。 ソロパフォーマンスでは、最初にリードギタリストのエースフレーリーである。

演奏自体は、特別ギターテクニックで目に付くところは、見当たらなかったが、ギターのピックアップの部分から煙を出したり、ヘッドの部分から花火のようなものが出たり火薬が出たりとキスならではのパフォーマンスが繰り広げられた。次に、ベースのジーンシモンズも斧のようなベースを弾きながら口から血反吐を吐いたり、長い舌を出してオーディエンスをあおっていました。次にボーカルもギターを抱えながらステージから会場中央のお立ち台までまるでスパイダーマンのように素早くロープで移動して、オーディエンスを釘付けにした。メンバー全員、身体もかなり鍛えてある感じでとても50歳超えているとは思えない動きである。

ステージ構成も両脇にキスの巨大フィギュアが飾られてあり、照明も鮮やかでさらに紙ふぶきや火薬の爆発音から花火とありとあらゆる仕掛けが施されたステージ構成であった。まさに、感無量とは、このことを言うのであろう。キスは、CDを聞くよりも見たほうが良い!!“百聞は、一見にしかず”である。アンコールを含めて、午後7:10〜午後9:30に終わった。凄いパワーである。一階席のオーディエンスは、かなり乗り乗りであった。私の周りは、何故か?空席が目立った。ライブグッズもT−シャツの種類が豊富でどれを買えば良いか?迷ってしまった。パンフレットも60ベージもあり超豪華版である。また、日本に来ることを楽しみに待ち続けよう。

〜written by 音楽ライター関矢悦男 〜 ・原稿依頼は→メール



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