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ジャケでは引きますが
94年作。
テッド・テンプルマンのプロデュースらしく、分厚いリズム隊ががっちりと全体を支える押し出しがとても気持ちいい音像。彼らの作品の中でも音のダイナミックさ・迫力の点では１・２を争うと言っても良い。
楽曲の質も高く、彼らならではの歯切れのよい佳曲が多い。
ロビンのVoもソロアルバムの影響もあるのか、以前より艶があって文句なしにかっこいい。
こんな素晴らしい内容なのに、全く売れなかった・・・
いくら時代に合わないからって、このジャケと当時のプロモートの気合いの無さ（レコード会社の内紛の影響）を考えればしょうがないとしか言えないのか？
闇雲に邦題に「蒼い」を付ければいいってもんじゃないぞ、手を抜くな、考えろ！
とにかく、このまま埋もれてしまうのは本当に惜しい作品です。

やんちゃ坊主健在！！
まさにパワーポップの王道！　と呼べる名作です。　曲の完成度が高く、なおかつポップな曲、バラード、ハードロック、全ての要素が入った幕の内弁当的です。Van　Halen等も手掛けたTed　Templemanﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｽで、音が生々しくかつﾀﾞｲﾅﾐｯｸで、ﾗｲﾌﾞで聴きたい、と否応が無しに思わせてくれます。因みにお薦めは1､2、3、４、５、７曲目かな。ｱﾒﾘｶでは全くﾋｯﾄせず、Warnerからは直ぐにﾄﾞﾛｯﾌﾟされたようですが、全くの過小評価ですね。中途半端な売れ方しかしていない現状ですが(ﾒｲﾝｽﾄﾘｰﾑではないが、全く消えうせても無い)、やっぱり80年代以降に下降線を辿ってもへこたれなかったﾊﾞﾝﾄﾞは強いです。ﾊﾟﾝﾃﾗ、ﾜｲﾙﾄﾞﾊｰﾂ、ﾎﾟｰﾙｷﾞﾙﾊﾞｰﾄ、ｲﾅﾌｽﾞﾅﾌ、ｽﾏｯｼﾝｸﾞﾊﾟﾝﾌﾟｷﾝｽﾞ等、彼等から受けた影響を公言している最近のﾊﾞﾝﾄﾞもおり、21世紀になってもしぶとく生き残っています、嬉しい限り。ｴｱﾛ、ｷｯｽ程の復活劇は望んでないけど、特に日本を愛してくれているﾊﾞﾝﾄﾞだからこそ、皆で応援しようよ！！

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