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だっていい曲ないんだもん
当時の評論家は正しい評価をしています。このアルバムには、タイトル曲ともう一曲いいのがあったかな?
まあ、聞いてみたら分かりますわ。
だいたいどのバンドも「別れ」のような状況になって来るといい物は作れません(作れたら別れないか)。
それがこれです。
自分はサバスのファンでトニーのファンでもオジーのファンでもありますが、これが正当な評価だと思います。無理して買う必要なし。相当お金が余っていたら買って下さい。

余談。
最後の曲はロニー・ジェイムズ・ディオが歌っているように聞こえる。

聴き逃してはならない傑作アルバム
恐らくこのアルバムを聴かずにいるサバスファンも多いことだろう。それはこのアルバムに対しての音楽評論家（発表当時に限らない）たちの評価が余りにも低すぎるためである。このアルバムだけは評論に左右されてはいけないということを知っておいて貰いたい。
このアルバム「ネバーセイダイ」でサバスを知り、そして熱狂的なサバス信者になっていった私のようなファンであるならば、「何故当時の音楽評論家たちにはウケが悪いのか」という理由を簡単に知ることが出来るのだ。
それは単に「サバスらしくない珍種」ということだけなのである。
「ウォービッグス」の様な重いハードナンバーも、「パラノイド」の様なストレートなナンバーもこのアルバムには存在しない。しかし、アルバム「ネバーセイダイ!」に秘められたものは、紛れもなくサバス世界であり、７０年代ハードロックの円熟された姿であり、ハードロックの名盤と言っても過言ではない。
明るくポップだと勘違いされるタイトル曲ネバーセイダイですら、恐ろしく狂気にみちた「根の暗い」サウンドを隠し持っているのである。
ちなみにドンエイリー（コロシアムⅡ、レインボー、など様々なロックバンドに参加の名キーボードプレイヤー）もこのアルバムに参加しているが、最近（２００２年頃だと記憶する）のどこかのインタビューではこのように語っていた。「自分の過去の作品で好きなもの？、サバスの「オーバートゥーユー」は凄く好き。あとネバーセイダイのアルバム。キーボードにはとても自信がある」
このようなアルバムをまだ聴いていないなら、それは不幸なことである。

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