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新生MR. BIG見参！リッチー・コッツェン加入のシングル。
　超絶テクニックを誇り、人気者だったポール・ギルバート (Guitar) が脱退。ガックリしていたファンも、「彼」が加入するなら大丈夫かも！ と希望を見出したシングル。新ギタリストとしてアナウンスされたのはリッチー・コッツェン。幅広いジャンルを弾きこなす、名ギタリストであると共に、ソウルフルな声で歌も上手い。

　日本のメタル誌「BURRN!」の為に録音したDEEP PURPLEのカヴァー「Burn/紫の炎」も、「彼」の加入で一段価値が上がったと言われる。オリジナルも、ブルージーなDavid Coverdaleと、ハイ・トーンのGlenn Hughesによる、ツイン・ヴォーカル編成。
　一方こちらは、Martinのブルージーなハスキー声と、Kotzenの高音ソウル声。これだけ上手いシンガーが2人揃う事は滅多にないので、貴重なトラックである。丁度同じ時期に、RAINBOWに、高音で歌も上手いベーシスト Greg Smithが加入。ライヴで「Burn」を再現して喝采を浴びていたりもする。オリジナルの長いキーボード・ソロも、MR. BIGの手に掛かれば訳はない。1回目はギターが、2回目はベースが(!)、キーボード顔負けの速弾きを披露。

　「Burn」の前置きが長くなったが、このシングルの本当の「顔」は勿論、A面である「Superfantastic」。ごく簡単に言うと「To Be With You (Part 2)」な曲である。A. Guitarに導かれてスタートする、大らかなミッド・テンポ曲で、BON JOVI的な分かり易さもある。全米1位は無理かもしれないが、なかなか良い曲だ。

　アルバム未収録曲「You Don't Have To Be Strong」も、アウトテイクとしては十分すぎる完成度。アルバムに入っていても全然おかしくない。A面より、もうちょいバンドっぽい。アメリカ西部のバーあたりでBGMで掛かっていそうな曲だ。

　レア度が高く、まだまだ売れるシングルなので、追加プレス希望！

やっぱりBURN
書こうと思っていたことが既に書かれていました。やっぱりこのCDの聞き所はBURNのカバーですよね。やってる本人たちもすっごい楽しそう。

個人的にsuperfantasticはTo Be With Youよりも好きだったりするんですが、なんにせよ二番煎じ感は否めませんね。でもいい曲だと思います。

2曲目は･･･忘れました。

本領発揮
なんといっても、3曲目に収録されている「BURN」が素晴らしい。
この「BURN」は他のどのアルバムにも収録されていないので、
この曲だけのためにこのCDを購入しても損はしないだろう。
御存知の方も多いと思うが、「BURN」はDEEP PURPLEという
バンドの曲。それを今回MR.BIGがカバーしたわけだが、
とても良い出来に仕上がっている。メンバーそれぞれが
実力を発揮していて、「能ある鷹が爪を出した」という感じ。
特にリッチー・コッツェンの暴れっぷりには注目。

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