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???2002年でその活動の幕を降ろすことになった超ハイテクな4人衆、ミスター・ビッグが1991年にリリースした2ndアルバム。技術点で勝負した1stに対し、芸術点で魅せ（聴かせ）た2ndである。前作のグイグイと一気に押しまくる勢いよりも、彼らのサウンドを聴かせることに重点をおいた各曲の練り込みの深さにバンドとしてのまとまりを感じる。テクニックだけではない音楽的センスを存分に発揮した1枚だ。
???アルバムへの期待が一気に膨らむはスピーディなナンバー。ドリルの先にピックを付けて、いかにも早弾き的にプレイする妙技「ドリル奏法」を披露している。ナマでも十分に速いのにドリルというツールを使ってプレイする遊び心、そんな曲をオープニングにもってくる度胸は、2枚目にしてベテランの余裕。そして、滑らかなギターのフレーズとハモリが印象的な、ギターとヴォーカルを支えるコーラスというシンプルな構成が詩とメロディの美しさを引き立たせて彼らの代表曲となったなど、すべての曲が個性的で魅力にあふれている。4人の音楽の方向性が絶妙に溶け合った結果だろう。彼らの人気と実力を決定づけたアルバムだ。（富良仁 枝実）

天才達の会心の一撃
　超絶テクニカルベーシスト、ビリー・シーンを（最初は）中心に当時最速と言われたレーサーXを率いるGIT（音楽の専門学校のギター部門）出身のこれまたバカテクギタリストのポール・ギルバートや、パット・トーピー（Dr.)、エリック・マーティン（Vo.)という達人４人が放つ渾身の２ｎｄは最高傑作であり、ハードロックの名盤です（そしてギター小僧のバイブルです）。この頃は４人のベクトルも同じ方向を向いていて、これぞバンドのケミストリーですが、これ以後段々フロントマン２人のエゴが出始めてしまうんです・・・テクニカルといっても音楽性は様式美ネオクラシカルではありませんのでより万人向けだと思います。彼らのルーツはバンド名のとおりFREEのようなブルースベースのロックでありビートルズであり、このポップセンスを後にポールはソロとなって発揮しまくるんですが。ギター小僧なら一度は必ずトライする１曲目や３曲目、そして全世界を感動させた１１曲目がハイライトでしょうが、とにかく１曲たりとも捨て曲がなく、決してビリーやポールのテクニックだけにフォーカスするでもなく、まさに曲勝負の一枚です。カテゴリーはハードロックですが守備範囲はイチローばりに広く、売れて当然な名盤でしょう。

名盤！！
　おそらく、Ｍｒ．ＢＩＧの最高傑作。
駆け抜ける１。ギターが心地よい３など、あげればきりがないほど、名曲がつまっています。

　おすすめできる、Ｍｒ．ＢＩＧの１枚です。

MR.BIG最高の一枚
MR.BIGのアルバムの中で一番と言えると思います。
全部、いい曲ばかりです。何百回聴いたか解らないほど。
全米1位を獲得した「To　Be　With　You」はもちろん、「Green
　Tintied　60S　Mind」がお気に入りです。

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