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?「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」を標榜するメガデスのセカンドアルバム。いきなりのインストゥルメンタルから、獅子舞状態に頭を振り回したくなる激しいサウンドが炸裂する。
???メンバーチェンジで新しく加わったジェフ・ヤングのギタープレイが光る。セックス・ピストルズのカバー曲を軽くこなしたかと思うと、ではややスローテンポに始まってひねりを加え、後半はやはりヘヴィーなメロディラインで頭を振るハメになる。一筋縄ではいかない、確かに「インテレクチュアル」なサウンドだ。（富良仁 枝実）

凝り過ぎ…
当時「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」を標榜していただけあって、展開の激しいメタルな曲が満載です。
かっこいいギターリフもいっぱいだし、楽曲の完成度も高いと思うんですけど、私はこのアルバムあまり好きではないです。何回聴いてもほとんど印象に残らないんですよね。「凝り過ぎ」てて聴きにくいのかもしれません。なので、私がこのアルバムで一番好きな曲はストレートなパンクチューンM3『Anarchy In The U.K.』。悪いアルバムじゃないのはわかるんですけど…。

あと、MEGADETHはメンバーチェンジの激しいバンドでも有名ですが、このアルバムでドラムを叩いているチャック・ビーラーはMEGADETH歴代ドラマーの中でも一番しょぼいです。MEGADETHの音を土台で支えきれていないですね。M5の最後のドラムロールなんて「これはないでしょ！？」っていうぐらいしょぼしょぼですし。このアルバム1枚でお払い箱になっちゃったのもわかるような気がします。

スラッシュ初心者にはどうかな？
　正にスラッシュ！　切り刻まれそうな感覚を憶えるほどの危機感に満ち溢れたアルバムです。全編を通してスピード重視、スラッシュファンの方には結構熱くなれる作品に仕上がっております。
　でも、初心者の方にはどうかな？スピードを求める人はそれで良し。そうでもない方はMEGADETH後期のアルバムを聴いてみてから買われる方が良いと思います。
　なにはなくともスラッシュ四天王。その存在感を余す所なく曝け出した一枚であることは間違いありません。

「良いんですけどねぇ」
スラッシュ四天王の一角で、元メタリカのデイブ・ムスティンを
中心に結成したバンドである。
このアルバムは結構売れたアルバムな事は間違い無いのだが、
収録曲③でセックス・ピストルズの歴史的名曲
「アナーキー・イン・ザ・UK」がカヴァーされているので、
これ目当てに私がメガデスを聴いた最初のアルバムなのは
確かなのだが、どうしても、全体のバランス的に
「アナーキー～」でガクっとモチベーションが落ちるような、
もうちょっと自称インテクチュアル・スラッシュ・メタルと
言われるような高度なテクニックでメガデスらしくカヴァーして
欲しかったなぁという感想なのである。
ホントにその他の曲は難解な展開にかなり高度なギターテクニックが
融合してオープニングのインストゥメタルから始まる
破壊力のある楽曲はグッと引き込まれる。
だが、この後のアルバムで「破滅へのカウントダウン」や
「ラスト・イン・ピース」あたりの方がメガデスとしては
全盛期だったのでは？と私は思う。
ちなみに、このデイブと言う人物は激しいドラッグ好きで有名で、
そのメタリカを解雇させられた理由もそれが原因と言われ、
ドラッグによる精神的な性格のお陰で何度もメンバーチェンジを
余儀なくされる事になるのだが、あの精悍なマスクとは想像
できない裏の顔を持つ男である。

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