ハードロック/ヘヴィーメタルCD専門通販

そうじゃなくて
復讐や背徳を超えるこれぞジューダス・プリースト!というアルバムを、リッパー在籍時に作ったらよかったのに。リッパーはすんごいシンガー。かれのJPでの最大の仕事はライヴだったなぁー。でも、アルバムは?となっちゃうんです。ロブだリッパーだじゃあなく、ジューダス・プリーストのアルバムが、2001年に聴きたかった。

長さんのいないドリフ
言うなれば長さんのいないドリフである。

志村けんがキバって頑張ってみてもババンババンバンバンにはならないのである。

ホントはクリームなんかのクラシック英ロックが好きな同芸の加藤ちゃんは嫌々付き合っている感じ。

ブーは寝ながら演奏しちまってる。

工事は気力体力の衰えでトランポリンを叩けていない。


やはり長さんあっての全員集合だ、「次いってみようっ?」新メンバーが吠えたところで客はついて来ない…


悲しいかな、このコントはもう数回つづくのである。




The great singer is not always being in a great band :
Tim Owensは凄い。常軌を逸した感の有る高音についてはRob Halfordに一歩譲るとしても、この種のメタルには欠かせない低音の魅力はRobを遥かに上回る。ライブでの"Metal Gods"等を聴くと、Robの替わりを勤められるのはこの男しか居ない、と思わせる名演。ただ、何かが違う。その違いは、恐らくJudas Priestの曲作りにおける変化だろう。元々彼等の曲の多くはTipton / K.K.が作っているのだから大佐ない様に思えるが、曲作りに関してのみ述べるなら、Robが加える要素と、Owensが加える要素の微妙な差が歴然と有るとしか思えない。完璧にバンドの体質と合っていたと思えたOwensだが、今作、そして、前作の『Jagulator』共、微妙なずれを感じる。ライヴでRob時代の曲を完璧に歌いこなす技量は、新作という土台からの積み上げ作業とは明らかに違う事を実感する。
Tim Owensは素晴らしいシンガー。彼を使いこなせなかったJudas Priestというバンドの意外な姿を垣間見る1枚。

→デモリッションの商品詳細ページへ