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SF的な大作「Blood Red Skies」は必聴。
　JUDAS PRIEST：Remaster plus Bonus Series の1つ。1988年発表の 『Ram It Down』 である。確かに音質は向上しているが、割と新しい音源なので、劇的な変化ではない。

　所謂「スラッシュ・メタル・ブーム」を意識した様で、突進型のヘヴィ曲が多め。オープニングの2曲、そしてカヴァー曲が特に。従って「重いサウンドのアルバム」と評される事が多い。

　しかし、決してそれだけではない。LP時代のB面1曲目に当たる「Blood Red Skies」にご注目いただきたい。劇的な展開の大作で、アルバム随一の名曲に仕上がっている。SFチックな世界観を持っており、正確なドラムがマシーンっぽい。叙情的な「静」のパートも効果的で、言うなれば、「壮大なバラード」といった感じ。広い音域を活かした、跳躍も格好イイ。驚くべき高音に達するブリッジは、この人でなければ歌えまい。

　この曲があれば、自分はそれだけで十分だ。結構評価が高いアルバムでも、「ホントに良い曲」は案外1曲だけだったりする事も多いので、別に良いと思う。

佳曲と駄曲のちゃんぽん
変なタイトルにしちゃったけどさ、オッ!と思わせる曲もあれば、全く響かない曲もありのアルバムなんだよね。だから1?3の方々のレビューそれぞれ気持ちが解るんだよねぇ。

単調、無機質、駄曲
後のペインキラーは最後のすかしっ屁としても、もうグレンの作曲力とリフメイクの限界。
無機質なドラムマシンに義務的録音。
バンドとしての創作力は復讐、背徳がピークであり、ライブ演奏力はターボツアーかな?

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