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???92年に発表したアイアン・メイデンの10作目のアルバムである。80年のデビュー以来、12年間変わることのないアイアン・メイデンのスタンダードは、緻密でスケールが大きく、美しいサウンドが堪能できる。
???ツインギターとベースとのスリリングな掛け合いや、ブルース・ディッキンソンの横隔膜をフルに使った絶唱の出番が少ないのは残念だが、厚みのあるコーラスはよりナマっぽくなり、精巧な曲の構成とライヴ感覚がミックスされている。イギリスを代表するヘヴィメタルバンドとして、いまだ健在という事実は、賞賛に値するだろう。（富良仁 枝実）

かなりグッときます。
　メイデンとしてはスタジオ通算9枚目、ディッキンソンからは通算7作目となるアルバムです。全体的にはコジンマリとまとまった感はありますが、1曲1曲を見ると名曲の揃ったかなりグッとくる品揃えとなっております。
　メイデンを語るには外すことのできない『Be Quick or Be Dead』『From Here to Eternity』『Fear of the Dark』が収録されている上に、それ以外の曲も決して激しいナンバーはありませんが、名曲がちりばめられており、買って損をする感じは全くありません。
　このアルバムを最後にディッキンソンは一時脱退するわけですが、そんな話題性を差し引いたとしても決して他のアルバムに聴き劣りする事はないでしょう。

ダークネスが漂う傑作アルバム！
　１９９２年、IRON　MAIDENのスタジオ作、通算９枚目にあたるアルバムがこの｢フィア　オブ　ザ　ダーク｣です。またこの作品は前作の｢ノー　プレイヤー　フォー　ザ　ダイング｣でメイデンに加入したヤニック　ガーズが初めて曲作りに参加したとして発表当時に話題にもなった。
　このアルバムのサウンドの全体的な特徴はといいますと、ドラマティックなサウンドに少しシンプルだが、ダークネスが漂うようなサウンドに仕上がっているような感じです。またメイデンの名曲の一つとして知られている①や②などが収録されており、またこの作品の中で最もダークネスなサウンドが漂う⑫はこのアルバムの一番の目玉曲といえるでしょう。またメイデンにしては珍しいバラードナンバーの⑥は意外とファン間いだから名曲の一つとしてあげられています。
　個人的にはこのアルバムはメイデンの傑作アルバムにふさわしい作品ですがただHMやメイデンの入門者の方にはおすすめしずらいですがメイデンの傑作アルバムの一枚だということは間違いないでしょう。

新基軸
ヤニック・ガーズ(G)を迎えることで、パフォーマンスのエネルギッシュさが戻ったIRON MAIDEN。
本作は前作から2年ぶりとなる'92年にリリースされた9thアルバムだ。
割と勢い任せで活発な印象の強かった前作と比較すると、このアルバムはダークなムードの強いアルバム。
この辺からIRON MAIDENの黄金パターンとなる静かなベースのアルペジオから始まって、途中からハードに突っ走るタイプの
楽曲はこのアルバムから目立つようになった。
"Afraid to shoot strangers"はそのパターンがまさにはまった超名曲。
ドラマティックなタイトル・トラックは必聴。
最近のライヴでもギター・フレーズに合わせて大合唱が巻き起こる定番となっている。
なお、このアルバムに伴うツアーを最後にブルース・ディッキンソン(Vo)がいったいいバンドを離脱している。

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