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イアンが一番元気な頃
１曲目のFire Ball、いきなりｲｱﾝ・ﾍﾟｲｽのﾊｰﾄﾞﾄﾞﾗﾐﾝｸﾞで引き込まれます。
あの当時は音楽雑誌以外の情報が皆無で、ビデオ等も種類も少なく非常に高額（２時間もののライブビデオで２万円くらいした）であったため、中高生に買えるはずもなく、このｲｱﾝのﾌﾟﾚｲが議論の的になりました。
「あれはﾂｰﾊﾞｽだろ」、「いやいやｲｱﾝならﾜﾝﾊﾞｽでやっているはずだ」と。
後年ﾋﾞﾃﾞｵを観た先輩に聞いたところでは、ｲｱﾝはこの曲の時だけﾊﾞｽﾄﾞﾗ1個追加してﾌﾟﾚｲしていたそうな。
確かに、あれをﾜﾝﾊﾞｽでは無理だよね?。
ｲｱﾝのﾌﾟﾚｲはこの後ﾎﾜｲﾄｽﾈｲｸに加入することにより渋みのあるﾌﾟﾚｲに変化していくのですが、この頃のﾊﾟｰﾌﾟﾙで叩きまくっているｲｱﾝが大好きです。


個人的にはこの後の一般的に評価の高い「Machine Head」や「In Rock」ほどのｲﾝﾊﾟｸﾄは少ないものの、ﾊﾞﾝﾄﾞのまとまりと聴き易さではそれらを上回っていると思います。
ﾘｯﾁｰ中心って感じではない、ﾊﾞﾝﾄﾞとしてのまとまりを感じられる1枚です。

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