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おもしろい
輸入盤のせいか、なんの解説もなく、安っぽいケースにちょっとヒビ入りに失笑。
だがしかし、参加アーティストにびっくり!!
トリビュートに有りがちな、売名行為&楽曲を無視した演奏は無く、良い感じでメイデンしてます。

各プレイヤーからのメイデンへのレスペクトが感じられるカバーアルバム
往々にして、スーパーギタリストが関わるカバーアルバムでは、曲の雰囲気を台無しにしたり、ろくに準備もせずに録音したことがわかる低品質の作品があるが、これは全く違う。メイデンへの思い入れを別として、独立した作品としても聴ける高品質なアルバム。ギタリストやボーカルの力量や曲への新解釈が十分発揮されている点でメイデンの曲を再発見することもできるかもしれない。珠玉の演奏ぞろいだが、その中での出色は、以下の通り。Aces Highでは、リフも含めて新解釈で弾ききるNuno Bettencourtのモダンなギターが聴ける。特にリフ巧者である彼ならではの切れ味の良いリフの演奏は素晴らしい。Fear of the Darkでは、曲の雰囲気にデス声が最高にマッチしており、新しい驚き。2 minutes to midnightでは、今、ソロギタリストとして脂が乗り切っている感があるRichie Kotzenの超絶ロングソロが聴ける。彼がセッションで参加した曲の中でもぴか一の出来と思われ、彼のファンならば、この曲を聴くだけでもこのアルバムを購入する価値がある（ただあまりにかっこいいこの曲を聴いた後にオリジナルのメイデンの演奏を聴くのはつらいかもしれない）。Run to the hillsでは、MSGのMicchael SchenkerとRobin McAuleyのコンビが復活。珍しく速いフレーズ中心に攻める、素晴らしいトーンのMichael Schenkerのギターが実に歌っている。Wasted Yearsは、元ドッケンのGeorge LynchとJeff Pilsonの２人が入った曲で、珍しくきちんとソロが構築されたGeorgeのギターが聴けるのも嬉しい。自分自身は、メイデンのベストよりもこちらのアルバムを聴くことが最近は多いように思う。リフのリズムの正確さ、ソロの音の粒立ちとテクニックがオリジナルよりも明らかにうえだからである（デーブマレーほかの皆さん、ごめん）。でも、まあこうしてみると、メイデンとはいかにアレンジしがいの有る高品質の曲をたくさん作ってきたか、ということを再確認できるかな。

なかなか
参加メンバーがとにかく豪華なので買ってしまった。オリジナル曲の素晴らしさを殺していないか不安だったが、無用だった…メンバーがベテランだけに、演奏もさすが!である。特に#4のリッパー オーエンスの歌唱力はJP時よりも磨きがかっていて、うぉぉ!と思わせる。本家の同曲に匹敵するレベル。この一曲を聴けただけでも損じゃなかった。

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