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???レッド・ツェッペリンが1972年にカリフォルニアのLAフォーラムとロング・ビーチ・アリーナで行なったライヴを全18曲にまとめた3枚組ライヴ・アルバム。72年と言えば、最高傑作の誉れ高い『IV』を発表した翌年。つまり、ここには最も充実していた頃の彼らの姿が収められているわけだ。実際、30年間、未発表だったことが信じられないぐらい、演奏はすばらしい。なかでも雷鳴のごときロバート・プラントのハイトーンのシャウトが改めて、当時の“大発明”だったことを認識させられた。オーディオスレイヴやホワイト・ストライプスが、これだけもてはされている今、これをロック・クラシックと言うことは、とてもできない。30年前の音が今、一番今っぽい、この不思議！（山口智男）

「ラヴ・ユー・ライヴ」に匹敵
白状する。ZEPに関しては無知もいいところ。
たまたま手に取ったこのライヴ盤…すげえ…オリジナル音源を殆ど聴いていない私にも凄まじく聞こえた。
ローリング・ストーンズ「ラヴ・ユー・ライヴ」、エアロスミス「ライヴ・ブートレグ」など、果たして比較になるだろうが。このＣＤ３枚組みのビッグなハードロックライヴはあらゆるむしゃくしゃを吹っ飛ばしてくれた。
渋谷陽一曰く、「最も言語で表現しにくいアーティスト」である。それはその通り。ロックの王道を行っているようで、やや難解さ加減もあるから。
日本盤の渋谷さん、大貫さんの解説もなかなか読める。興味のある方は日本盤をどうぞ。
演奏時間２０分の曲がざらにある。やはりZEPはただものじゃない。
それだけに、再結成おめでとうございます。

Rockとはこれです！
ZEP 初心者ですが、これはすごい！７２年の演奏がうそくさいほどいい音で聴けるなんて！
今までは中期から後期のZEPのほうが好きだったのと、ちょっと高いのとで手を出さなかったが、これを聞かずしてRockを語るべからず、というほどの出来です。
４人が最高な状態でプレイしています。特にLiveでのペイジのギターをこれほど「巧い」と思ったのはこのアルバムが初めてです。（失礼）
'エディーよこれを聞きなさい'みたいなBOOTより、演奏内容が高いレベルで充実しています。皆さんにぜひ聞いてもらいたい価値ある作品です。ただしやっぱり音がよすぎる。。。
うそっぽいほど。。。でもそんなことはどうでもいいと感じる最高作品です。

過去の遺産の硬質化
多くのリスナーがレビューを寄せられているとおり音質・選曲ともにＬＩＶＥの臨場感溢れる作品です。プラントの声、ボンゾのド迫力のドラミング、でも何か変？　７０年初頭のペイジのギターってこんなに硬質（メタリック）だったかな・・・？冒頭の「移民の歌」からラストの「ブリング・イッッ・オン・ホーム」までギターの音に関しては疑問符が残ります。メロディで歌われる「ハロー・メリー・ルー」などのプラントのボーカルが艶やかなだけにペイジのギターの音にはよりメタリックな印象が残りました。それは「ゴーイング・トウ・カリフォルニア」などのアコースティックなギターの部分にも微かに感じられます。　個人的には　過去に発表された「ＢＢＣ　セッションズ」の方が　ギターに関しては抵抗なく聴けると思います。どちらが優れた作品かということは別にしてギターの音色に関しては「ＢＢＣ」の方が自然に耳に入るかなと思います。　余談ですがオールマン・ブラザーズ・バンドのフィルモアライブのリマスター編集盤はギターの音がとても魅力的です。
今回プロデュースしたペイジ先生もぜひご必聴されたく。次回作に大いに期待です。

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