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この『ドッケン』が聴きたかった！
『ドッケン』のメンバーが揃っているなら『ドッケン』のアルバムなのかもしれない。しかし聴く側にも期待する『ドッケン』がいたはずだ。昔に戻れと言う訳ではない、でもこれはお前等じゃないだろ！と裏切られてきた気分だった、今まで．．．
やってくれたじゃないか！！　切れまくってるリフ　押し寄せるバスドラ　やたら甲高くメロディアスなコーラス　何故か欲求不満気なボーカル　　ニュー･メンバーであるレブ･ビーチ(g)が外から見た視線で『ドッケン』を思い出させたのか？これは久しく聴けなかった紛れも無い『ドッケン』のアルバムだ！　

メロディアス路線へ復帰!!
前作Shadowlifeが不評だったため路線変更しギターをジョージ・リンチからレブ・ビーチへ変更してのラインナップによる７th。随所で往年のメロディは復活をみせているがやはり黄金時代と比べると物足りなさを感じるというのが正直なところだろう。レブも上手いギタリストでパワフルには弾いているが、ジョージと比べると個性力にかけるし、曲に緊張感を持たせるには至っていない。

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