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ヘヴィメタル色が強いKISSのアルバム！
　今なお多くのファンを持つエンターテイナー系ロックバンドKISS。1982年にリリースされた本作はKISSのアルバムの中では最もヘヴィなアルバムといわれている。本作のジャケットにエース　フレイリーの姿がルが実際本作の制作にはほとんど参加してない上本作の発表時点のころには事実上脱退しているが、エースの脱退が正式に公表されてたのは本作をリリースした翌年のことであった。

　本作のサウンドスタイルを簡単に言うとKISSのアルバムとしてはヘヴィメタル色が強いアルバムであり、すなわちヘヴィメタルサウンドを意識して製作したかのような作品である。本作にはKISSの名曲の一つでもあるヘヴィメタル風ナンバーの@やこれも名曲でもあるジーン　シモンズが歌うスローなメタル風ロック＆ロールナンバーのEなどが収録されている。そのほかにもポップなメタル風ナンバーのDやヘヴィメタルとロック＆ロールが絡み合ったようなナンバーのGなど印象的な曲も多く収録されている。全体的に印象的なのが故エリック　カーのテクニカルなドラムプレイだといえよう。個人的にKISSとは思えぬほどヘヴィメタルにこだわったアルバムだと思う。しかしヘヴィメタルファンには親しみやすいが、従来のKISSファンには下手したら親しみにくいかもしれないところもありそうだ。

　本作はKISSのファンはもちろんヘヴィメタルファンには是非聴いてみてはいかがだろうか？

キッスの混迷期の傑作
～ジャケットには
ポール・スタンレー、ジーン・シモンズ、エース・フレーリー、エリック・カー
のメイク姿が映し出されていますが、
実はこのアルバムにはエース・フレーリーはほとんど参加せず、
後任となるクローバー模様の
ヴィ二ー・ヴィンセントがギター・パートを担当しています。
キッス史上かなりメタルよりの作風ですが、
ソングライターにブ～～ライアン・アダムスやジム・バランスの名を連ねている通り、
楽曲はキャッチーなメロディに溢れてます。
特にジーンらしいコミカルな動きが期待できる『I Love Loud It』は佳曲。
（でも作者はポールなんだよなー）～

ヘヴィです
LAメタルの勃興に刺激されたのか、かなりヘヴィでソリッドな音になっています。ただしメロディが非常に充実しているのでうるさいとは感じません。とても耳当たりの良いヘヴィさなのです。ジャケに関しては賛否両論あるようですが、私はメイクなしのほうが好きです。

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