ハードロック/ヘヴィーメタルCD専門通販

良い！
オリジナルＧＵＮＳのファンです。
始め、ＮＥＷ　ＧＵＮＳは、受け入れがたいことでした。
だって、スラッシュもダフもいないから。
聞くまでに何ヶ月かかったことか・・・

でも、このアルバムを聞いて、Axlは
中途半端な気持ちでやってるんじゃない
ってわかります。

ＯＬＤ　ＧＵＮＳと同じことやっても
意味がない。
もう、Ａｘｌの中では、決着がついていること
なんだって納得させられるアルバムです。

それにして、Ａｘｌってこんなに歌が上手かったんだ！
ホントに、すごいボーカリストだって！！！！



このアルバムの凄さ。
最初に聴いたときは「さすがだけど、こんなものかな」ぐらいの印象しかなかった。

ときおり、バケットヘッドさんやロンサールさんのギターがスパイスとして効いてきて、それが気持ちいいな、くらいでしょうか。デビュー作「アペタイト・フォー・ディストラクション」の衝撃と興奮を期待すると、食いつきの物足りなさは感じるかもしれませんね。

でも、このアルバム、不思議なくらい「飽きない」のです。
聴けば聴くほど、それぞれの楽曲、アレンジの奥深さに舌を巻くばかりです。
確かに、時間やお金をかけた分、逆に失うものもあったかもしれない。でも、どの楽曲においても、繊細で研ぎすまされたエッセンスが何層にも重ねられていて、聴くたびにその薄いベールをはいだ下の層が脳裏に染み渡っていきます。
それでも何かが足りないようで、それを探しているうちに、いつの間にか自分のほうがアルバムの世界の中にいて、すっかり音に包み込まれている。これはもう「完成度」という言葉さえも安っぽく感じさせるほどの味わい。

もう何日聴き続けているでしょうか。近年、これほどの引力を感じるアルバムはなかったように思います。
ロック・ファンでよかった。

アクセルは「CD」を売る気は無いのです
82万6000回以上の試聴を記録。全曲を合わせた延べ試聴は300万回を超える。以上、My Spaceにおける当アルバム収録の音源が打ち立てた新記録。おまけにノンプロモーション。インタビューのひとつも新着写真のひとつも無し。その上で28万枚を全米で売り上げて初登場3位につける事自体が奇跡的。　だって、ただで300万人が手に入れられたものを、わざわざ「best　buy」に足を運んだり、ネット予約したり身銭を切ってるアメリカ人が多くいたワケですから。

私は、デビュー当時からガンズを追いかけていますが、「?ILLUSION 1＆2」リリース前に「?ILLUSION　TOUR」を行う、という異常な状況下においてアクセルは「アルバム（?ILLUSION）を買うな！！」とUSツアーのステージ上で幾度と無く叫んだと聞きます。

よく解りませんが、W.アクセル・ローズはもはや、というか17年前位からチャートで何位につけた、とかそういう次元で音楽をやっていないのでは、お金にも執着も無ければ、変質狂的に時間（とお金）を掛けて自分がベストだと思った作品をタダでも多くの人に提供したいのでは。と思います。

「投売り」結構じゃないですか。安価で購入して一人でも多くの人にこのアルバムを聴いて頂たい、と思います。ゲフィンのエライ人には怒られるでしょうが。。。。

AMAZONさんのレビュー上で非常に失礼ですが、この不景気に「CDを購入する」という行為自体が非常に前時代的なものになってきているのが現実です。それでいて「28万枚も」第一週で売れたのは驚異的に感じます。

「アペタイト?」がロック史上でも最も偉大な部類に入るデビュー盤である事には私も異論がありませんし、「?ILLUSION 1＆2」が曲間から血が滲みでてくるようなアルバムであると今でも思います。そして、本作。「?ILLUSION 1＆2」が「アペタイト?」でなかったように、また「WELCOME TO THE JUNGLE」?「PATIENCE」?「MY WORLD」と昔から曲調のレンジが広い事から、ループを多用しようが、サンプリングしまくろうがW.アクセル・ローズの声がそこに乗れば「GUNS N' ROSES」であることを証明しています。

少なくとも私にとっては2008年という年を刻印したアルバムであり、17年間の不在を埋めて有り余る大作として、圧倒されまくっております。14億円使って、17年間不在で全米初登場3位のアルバムを作るバンドはこれまでのどの「偉大」なバンドもやった事がありませんし、今後も挑戦するほどの気概のあるバンドは現れない、と断言できるでしょう。

→CHINESE DEMOCRACYの商品詳細ページへ