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AC/DC
Liveアルバムが92年に発表されているものの、オリジナルとしては前作から5年を経てようやくといった感じの1995年発表の作品。前作に比べるとグッとシンプルな楽曲がそろったという印象でしょうか。とはいえAC/DCはAC/DC。変わらぬロックを聞かせてくれます。ただこのころはブライアンの声の調子が今ひとつ。当時は、歳のせいでさすがに衰えたかと心配しましたが、次作では復活したので安心しました。おすすめ曲は、1曲目のHard As A Rock、疾走ナンバーHail Caesar、Whole Lotta Rosieを思い起こさせるダイナミックなCaught With Your Pants Down、タイトルトラックBall Breakerなど。ま、基本的に全部になってしまいました。

きけばいい
彼らを初めてアルバムで耳にしたのがこのアルバム。
　過去に耳にしたことがある名曲達と比べるにして
も余りにも知識が少なかったが、基本的なスタイル
に変化が無く、その保守性が王道バンドの良さなの
であろう。

　聴いていて本当にしまりのあるリズム部隊と、カ
ミソリのようなアンガス兄弟のギターリフ。

　本当に最高のバンドだ。

　彼らが豪州から発信し続けるロックをずっと聞い
ていたい。

　アルバム全体としては、一曲一曲は非常にかっこ
いいのですが、全体を通すと単調な気がしないでも
ないですね。

　が、最初に申し上げましたとおり、この保守性が
彼らの良さなのです。

渋いAC/DC
とにかく渋い。ブルーズの雰囲気を漂わせた、これまでにはなかった作風。いや、勿論それでもAC/DCらしさは（当然だが）たっぷりなのだが。音作りにもよるのかもしれないが、派手な爆走ロックというより、じっくりコクのある音楽になっている。けばけばしさ控えめの、乾いた土の匂いが漂う無骨なロックだ。もっとも、そのせいで地味な印象を受ける人もいるだろうが、これはこれで良い。さすがだ。

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