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日本人だからこそ、本作を一度聴いてみてほしい
前作、次作に比べてなぜか評価の低い作品。
ですが、個人的には80年代の最高傑作だと感じています。
70年代のロックンロール路線の時から、KISSと他の同系列のバンドに決定的な差をつけていたのは、明るいパーティーソングより、哀愁あるロックナンバーだったと思います。
80年代のアルバムの中で、その哀愁が一番詰まっているのが本作です。
きっとアメリカ人より日本人のほうがこのアルバムに親しみを感じるはず。
03、07はぜひ一度聞いて見てもらいたいです。
後のPsycho Circusという曲(アルバム全体ではなく)が好きな人は、きっと本作を好きになれるでしょう。
もちろん10のような、ゴキゲンなロックも収録されています。

余談ですが、個人的に03のPVのラストで滑り台を落ちていくお姉さんが、なんともいえず美しい……。
EXPOSEDとかで見れるので、一度ご覧あれ！


８０‘ｓＨＲ・ＨＭが好きならオススメです。
ＫＩＳＳファンというより８０‘ｓＨＲ・ＨＭヶ好きな人にオススメです。
ギターは地味ですがツボを心得た曲作りはさすがだと思います。特にＫＩＳＳに思い入れのない私としてはこれかｸﾚｲｼﾞｰﾅｲﾄが最高傑作だと考えます。

ハードロックンロールのキッス
このアルバムからリードギタリストがマークセントジョンからブルースキューリックにチェンジしています。なんでもマークが原因不明の奇病にかかってしまったためらしいです。残念なことですが、ブルースもその穴を埋められるテクニカルなギタリストです。でも、あまりにもテクニカルすぎて面白みがないなんて不満をもっているファンもいるとか・・・。なんとも贅沢な不満ですね! さてこのアルバムですが、ギタリストの交代があっても基本的には前作の延長線上にあるような作品です。つまりハードロックンロールで、ハードな中にもキッス独特のキャッチーなメロディーがキラリと光る秀作だと思います。それが一番いい形ででたのが、ティアーズアーフォーリングでしょう。他にはアーオールナイトやフーウォンツトゥビーロンリーなどが人気曲です。キッスというとどうしてもメイク時代ばかりに注目が集まってしまうのですが、ノーメイク時代も優れた作品を多数出してますので、当時を知ってる人も知らない人もぜひ一度聴いてみてもらいたいです。

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