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非常に後ろ向きな言い方をすると・・・
メガデスのアルバムではなくデイヴ・ムスティンの
ソロアルバムだと思い込むと結構楽しく聴ける。
スピードや重さ、攻撃性ではなく、メロディを楽しむアルバム。
でも国内盤はCCCDだからタダでも要らない！

内容的には悪くない
昔からのメガデス・ファンには不評の作品だが、内容的には悪くない。
確かに最初聴いた時は、えっ？BON JOVIみたいって思ったけど、そこそこ聴き込むとこれがなかなか良かったりする。
メガデスらしからぬキャッチーでモダンな曲ばかりだが、ノリが良くてそこそこ楽しめる作品だと思う。（意外ときっちり歌えるデイヴにも驚く）
ただ、往年の楽曲にみられるかっこいいGリフやデイヴとマーティーの複雑なツインGの絡みなどは、一切無いのでそれだけを求めて聴くと肩透かしをくいます。
とにかく、メガデスがこのような音楽をやることがファンに非難されたのであって、純粋にHMのアルバムとして聴いたらかなりの良盤であることには違いありません。
以前のアルバムを通して少々、曲調がワンパターン化していたのは事実ですから彼らが実験的にこのような作品を作ったとしても別によいのでは・・・。

平凡。
セールスや音質とか以前に、メガデスが精神的に(メンバー的に)
不安定である時期だけに、ムステインの中のメガデスすら揺れて
いるのが分かる本作。曲そのものは及第点だとしても(クラッシュ
・エムは確かにキャッチーだ)、リフメイカーとしての彼の存在が
ぼやけているのは紛れもない事実だ。この後のアルバムほどじゃ
ないけど(泣。

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