|
◆「1998 Days of ARB / ARB」解説
〜
●ARB are
石橋凌(Vocal)
内藤幸也(Guitar)
ebi(Bass)
KEITH(Drums)
1998年ARBが復活した際、石橋凌が幾つかのインタビューで繰り返し語るひとつのヴィジョンがあった。
「今回新たに始めるARBは世の中の流れとは違った形でマイペースな活動を続けたい。例えばツアーにしても新譜のプロモーションの為のツアーとは異なる形態、特定の地方を重点的に回りその土地の人達とコミュニケーションを深めつつ旅を続ける。そんなやり方でツアーが出来ないかと考えているんです。」
言葉自体は柔らかい。しかし凌が理想を口にする時、理想は理想のままで終わらない。
今、商品販促の目的以外でツアーが出来るか。言うだけだったらどんなミュージシャンでも言える。
問題はそれをメガヒット全盛の今実行出来るか否かだ。それにはクリアすべき点が3つある。メンバーにツアーをやりたい意志があるか。スタッフがそのツアーに同意するか。そしてある意味これが一番難しいのだが、地方のコンサートを企画・製作するイベンターを含む各地方においてのバックアップ体制が万全であるか。どれひとつ欠けても結果が思わしくないのは容易に想像できる。しかしARBはその困難な現実に対して動き出した。その結果が1998年『ROCK
OVER 九州』と『〜四国』である。
この『1998 Days of
ARB』は、凌が再始動時の理想としていたツアーを映像化したドキュメンタリービデオだ。ここに収録されたのは"再結成した伝説のバンド"の姿ではない。デビューしたばかりの新人バンドのようにメンバーを乗せたワゴンと楽器車の2台で、各地のコンサート会場を回る模様をあくまでも淡々と映像にしている。熱狂を支える大いなる日常、その意外な程静かな日々の反復の中で、新たなARBが築かれて行く過程がおさめられていく。〜解説より
|