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◆「LOVE TOUR -LOVEVIL- /
ジャスティ・ナスティ」解説 〜
このビデオは1989年12月20日大阪厚生年金会館中ホ-ル、1989年12月27日,28日新宿ニッシン・パワ-ステ-ションにて収録されたライブ映像です。ジャスティ・ナスティ初期の熱狂のステージが甦りますね〜。
元々ジャスティ・ナスティというバンドは、インディーズの頃「ZIGGY」を筆頭とするバッドボーイズ・ロック系に属しグラムロックをやっていたんですよね。洋楽で言えば「ニューヨーク・ドールズ」「ハノイ・ロックス」方面だったのです。しかしメジャー・デビュー後ガラリとそのサウンドスタイルを変え、オシャレ系ロックバンドに変貌しましたね。まあ言ってみれば「ジャパン」やなんかのUKバンド系に方向転換したのかな? ただし外見はグラムロック時代のお化粧・派手系衣装といったスタイルはそのまんまなんですけどね(笑)
サウンドの変化はメジャー・デビューを期にギタリストが変わったことが理由でしょうね。元々ジャスティ・ナスティのギタリストは、元ストロベリー・フィールズのLEZYNAだったんですよ。でもメジャーデビュー時にレコード会社の人に「このギタリストじゃ駄目だ!」と言われ(苦笑)、辞めさせられてしまったんですよね。そしていろんなギタースタイルに対応できる器用な辻剛がジャスティ・ナスティに加入したわけです。
当時LEZYNAは悔しかったそうですよ〜。そして脱退後、辞めさせた人間を見返すために元デランジェのボーカル・福井と共にストロベリー・フィールズを結成!! 見事メジャーデビューを果たし売れましたね。リベンジ成功!! LEZYNAよくやった!(笑)
さて、ジャスティ・ナスティは1995年に解散してしまいましたが、そのメンバー遍歴とディスコグラフィーを見てみましょうか!
ジャスティ・ナステイー・歴代メンバー構成
1987.1 〜1988.9 藤崎賢一、LEZYNA、岸根光、大石尚徳
1988.9 〜1991.12 藤崎賢一、辻剛、岸根光、大石尚徳
1992 〜1994.6 藤崎賢一、一戸賢司、岸根光、大石尚徳
1994.6 〜1995.2 藤崎賢一、一戸賢司、岸根光
※辻剛脱退後加入した一戸賢司は「ラインナップ」の元ギタリストですよ!
全リリース作品紹介
★PLEASURE OF THE SLUTS /
ジャスティ・ナスティ
1987.10リリース!!(インディーズ盤)
★CRASH / ジャスティ・ナスティ
1989.6.25リリース!!
★LOVE / ジャスティ・ナスティ
1989.11.29
★JUSTY NASTY / ジャスティ・ナスティ
1990.5.30リリース!!
★すべてをこの夜に / ジャスティ・ナスティ
1990.11.25リリース!!
★ J / ジャスティ・ナスティ
1991.8.25リリース!!
★LIVE IN THE MOON / ジャスティ・ナスティ
1992.3.25リリース!! (ライブ盤)
★RAIN / ジャスティ・ナスティ
1992.7.25リリース!!
★SEND NO MORE ROSES / ジャスティ・ナスティ
1993.5.21リリース!!
★エデンの果実 / ジャスティ・ナスティ
1994.3.24リリース!!
以上がジャスティ・ナスティの全アルバム作品ですが、ボーカルの藤崎賢一はソロで「女王陛下は濡れてゆく」を1992年5月25日にリリースしています。このソロでの発売記念渋公ライブのメンバーはなんとなんと、元デランジェ、現クレイズの瀧川一郎と菊池哲がつとめましたね。ちなみにそのライブのベースはジャスティの岸根でした。
また岸根光もソロで1992年2月26日に「異形の哀しみ」を出しているんですよね。もちろん彼がボーカルですよ!
そして「JUSTY NASTY "THE WORKS"-featuring
藤崎賢一」という企画CDも1995年12月21日にリリースされましたね。その他ベストなんかも出ています。
ジャスティ・ナスティ解散後ボーカルの藤崎は、瀧川一郎、菊池哲、飯田誠一(元ジキル)らと男気溢れるロックバンド「クレイズ」を結成しガンガン暴れまわりました。
そんなクレイズ・ファンも必見の藤崎賢一が、このビデオ「LOVE
TOUR
-LOVEVIL-」の中でも熱いライブを繰り広げていますよ!
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