Justy-Nasty Film LIVE GAME+1 〜もう薔薇は贈らない〜 / ジャスティーナスティー

■ビデオ収録曲
1.Opening "off the shadow"
2.あっけないほどJealousy
3.Baby "NAIL"
4.灰とダイヤモンド
5.Ramble Fish
6.LOVE WARS
7.ラチがあかない
8.クールなハートは似合わない
9.Maybe I love you
10.クールなハートは似合わない (several edit version)

■発売元・BMGビクター
■1993年発売
■収録時間45分
■定価3,800円
■種別・ライブ

◆「Justy-Nasty Film LIVE GAME+1 〜もう薔薇は贈らない〜 / ジャスティーナスティー」解説 〜

　このビデオは1993年6月2日渋谷公会堂で行われたジャスティ・ナスティのライブを収録したものです。この渋公ライブはアルバム「SEND NO MORE ROSESE」の発売にあわせ行われたもので、それまでのジャスティとは一風変わった雰囲気を持っていますね。まぁアルバム「「SEND NO MORE ROSESE」が問題作でありましたからね〜(苦笑)、そうなって然るべきなのですが。まずこのアルバムからご紹介いたしましょう。

★SEND NO MORE ROSESE / ジャスティーナスティー　1993.05.21リリース
1.クールなハートは似合わない
2.あっけないほどJealousy
3.今すぐに君を･･･
4.Baby"NAIL"
5.Rumble Fish
6.灰とダイヤモンド
7.LOVE WARS
8.Maybe I love you
9.ラチがあかない
10.センシティヴが瞳にしみる

　それまでのジャスティ路線とは明らかに違い、なんてったって作詞作曲陣にはあの秋元康、後藤次利という大ヒットメーカーを起用しているんですからね〜。まず間違いなく売れて欲しいと願うレコード会社の戦略でしょう(笑)　曲調やボーカル藤崎賢一の歌い方までも変わり、賛否両論の新生ジャスティ・ナスティを披露してくれています。まさにどうしたの? といった感じですね(笑)　ライブも大人の雰囲気バリバリで、観客もとまどったのではないかな。オマケにベース岸根光のソロ(ボーカル)も有り!　実は岸根光はジャスティ・ナスティ在籍時にソロでアルバムも出しているのですぞ。そのステージが見られるのはたぶんこのビデオの中だけでしょう!
　まぁジャスティ・ナスティというバンドはインディーズ時代から音楽性がいろいろと変貌してきましたからね、今回のアダルト路線になったことも昔からのファンにとってはべつに不思議ではないです。ではちょっとここでジャスティ・ナスティのインディーズ時代から解散までの全シングルをご紹介致しましょうか!

ジャスティ・ナスティ全SINGLEディスコグラフィー
★HERE COME TROUBLE / ジャスティーナスティー
★TOO BAD / ジャスティーナスティー
★BLUE / ジャスティーナスティー
★言いだせなくて / ジャスティーナスティー　1989.06.25リリース
★ジェラシー / ジャスティーナスティー　1990.05.30リリース
★盗まれた瞳 / ジャスティーナスティー　1991.07.25リリース
★ムーンダストに抱かれて / ジャスティーナスティー　1991.11.25リリース
★ボーイ･ミーツ･ガール / ジャスティーナスティー　1992.07.25リリース
★SUNSETこのまま・・・ / ジャスティーナスティー　1992.11.26リリース
★クールなハートは似合わない / ジャスティーナスティー　1993.05.08リリース
★エデンの果実 / ジャスティーナスティー　1994.02.23リリース
★僕は自分を嫌いになった / ジャスティーナスティー　1994.06.01リリース

　初期のシングルはインディーズ時代にリリースしたもので、その頃はジギーやGDフリッカーズらと共に「バッドボーイズ・ロック」系と言われてました。これはハノイロックスやニューヨーク・ドールズ等のようなグラム・ロック系のことです。早い話がケバイ化粧にロッケンロール!! です(笑)　この頃はまだギターに元ストロベリーフィールズのレジーナが参加していましたね。その後メジャーデビューと同時にブリティッシュ・ニューウェーブ方面にサウンドを変換し、次第にビートの効いたポップロックへと変貌を遂げていったのです。そして問題作「SEND NO MORE ROSESE」での大人の雰囲気満載のロック・・・う〜ん、何て言うのかな、これは紳士的ロックとでも言っておこう!!(笑)
　
　ではワインでも飲みながら大人っぽいジャスティ・ナスティのライブビデオをじっくりと御堪能くださいね!　そして思う存分藤崎にエスコートしてもらってください!!