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無敵と書いてEXTASYと読む!! 〜EXTASY SUMMIT '91 AT NIPPON BUDOKAN〜


■ビデオ収録アーティスト
東京ヤンキース
東京ヤンキース with HIDE&PATA
バイラス
ルナシー
TOSHI出山 & ジュテーム百太郎'S
YOSHIKI&ISSAY with strings
TOSHI,HIDE,PATA,TAIJI&YOSHIKI with Power Chorus
無敵BAND


■発売元・Extasy Records
■1992年発売
■収録時間58分
■定価4,800円
■種別・ライブ
古程度・中古販売価格は下記解説の下に載せてあります。

◆「無敵と書いてEXTASYと読む!! 〜EXTASY SUMMIT '91 AT NIPPON BUDOKAN〜」解説 〜

1.OPENING
2.東京ヤンキース / 「DIVE INTO FIELD」
3.東京ヤンキース with HIDE&PATA / 「ACE OF SPADES」
4.VIRUS / 「小さな恋のメロディー」
5.ルナシー / 「PRECIOUS」
6.TOSHI出山&ジュテーム百太郎'S / 「HELTER SKELTER」
7.YOSHIKI&ISSAY with strings / 「SATELLITE OF LOVE」
8.TOSHI,HIDE,PATA,TAIJI&YOSHIKI with Power Chorus / 「X」
9.無敵BAND / 「ANARCHY IN THE U.K.」
10.ENDING / MESSAGE FROM YOSHIKI

 1991年10月29日、ロック・コンサートの殿堂とも言うべき日本武道館に、やつらはいた。かつて、洋・邦のスーパースターたちが幾つもの伝説を作り上げたその "聖地" とも呼ぶべき場所に、「無敵」のタレ幕を掲げ、一万人の観客を文字通り昇天(エクスタシー)させた男たち。常識も形式も、ルールもレールも、全てを覆しブチ壊してきた破天荒な集団 - - - EXTASY。彼らと彼らをつなぐキイは、「バンドを、ロックを、音楽を、やりたいように、しかも楽しくやる」という、ごく根本的な衝動のみだ。
 「誰もが特別視する武道館というものを根底から覆してやりたい」とYOSHIKIは言った。演る側と見る側の自然にして基本的な関係、それはライブハウスだろうが武道館だろうが関係ない。EXTASY SUMMITの根源はそこだろう。ここに収録された映像は、そんな純粋なアーティストが純粋にファンに贈った数々の最高の表情の記録であり、純粋にロックに惹かれるファンが、バンドに反応して返した最高に美しい表情の記録でもある。だから、たとえあの日のあの場所にいなかったとしても、このビデオに凝縮された音や絵や声や拍手は、これを観るすべての人に、その "純粋" を余すところ無く伝えてくれるに違いない。
 まず、このビデオは、これを手にした人にしか観ることのできない貴重な映像で幕を開ける。でも「それは観てのお楽しみ」として、以下、この "無敵な" イベントに集ったバンドを簡単に紹介していきたいが、その前に、TOSHI、YOSHIKIと共にこの日の総司会という大役を務めてくれた大竹まことさんのコトを忘れるわけにはいかないだろう。EXTASYと大竹まこと、意外な組み合わせと思われるかも知れないが、両者のつきあいはX のメジャー・デビュー前に遡る。彼らが大竹さんの番組「5時SATマガジン」(中京TV)に出演し、その時にお互いのアナーキーさによって意気投合して以来の絆で、昔からのXファンなら、「ROSE & BLOOD TOUR」の会場に必ず贈られていた大竹さんからの花輪をきっとみたことがあると思う。つまり、オープニング MCでTOSHIが言っていたように、EXTASYにとって大竹氏は、とても大事な "不良仲間" のひとりなわけなのだ。
 それでは、各バンドについて出演順に触れていこう。まずは、オープニング・アクトとして堂々と暴れてくれた東京ヤンキースだ。「ライブは客との格闘技だ」と言い切る、その言葉通りのステージングは圧巻の一言に尽きる。元ディメンシア、元ゲリラ、元ロンメルといった4人のバンド経歴(ディメンシアにはTAIJIが、ゲリラにはYUKIHIROが一時在籍していた) を見ても解るように、EXTASYの最重要個性である "過激さ" という点で、レーベルの本流を突進むバンドと言えるだろう。過去、EXTASYよりアルバムを一枚発表しており、92年夏頃にはメジャー・デビューの予定もあるという。そしてこの4人に、HIDE & PATA という強力なギター2本がスペシャル・ゲスト参加しての「Ace Of The Spades」。早くも訪れたこの "見せ場" で炸裂する、本家モーターヘッドばりの物凄いパワーを聴け !
 続いては、名作の呼び声の高いファースト・アルバム「MATERIALS」を発表以降、数度のメンバーチェンジがあり、一時は活動休止状態でファンを心配させていたVIRUS が登場する。サウンド、ルックスともに一新し、"新生VIRUS" となって復帰した彼らが見せてくれた新鮮なステージングを見る限り、これからの活動は充分期待だ。
 そしてLUNA SEA。あっと言う間に2万枚を突破したEXTASYからのデビュー作を引っさげ、シーンに新風を巻き起こした彼らは、このレーベルのもうひとつの個性である "華麗さ" を見事に備えながら、音楽的にもセールス的にも、さらに高いステップを次々と踏破していく。若さと可能性を発散させたこの日の演奏からも、92年の最注目バンドであることは充分すぎるほど感じられるだろう。今春には活動のスタンスをメジャー・フィールドに移すことも決定している。
 ここからステージは、サミットならではのセッション・シリーズに入る。過去のサミットでも、ZI:KILL & HIDE("ジキルとハイド" と読む)、沢田TAIJI & ザ・ストリッパーズ、バトル・ヤンキースなど、伝説的な名セッションバンドが数多く生まれているが、ここに収録されたセッショングループ、トシ出山とジュテーム百太郎'S、YOSHIKI & ISSAY with Stringsは、それらの伝説にまた新たなページを書き加えたと言っても過言ではないだろう。XのTOSHIとLADIES ROOMの百太郎というふたりの最強ボーカリストのコンビネーションとハーモニーを中核に聴かせた "歌心"、豊かな表現力を持つISSAY (デル・ジベット) のボーカルとYOSHIKIのピアノとストリングが織りなした秀麗な "静謐さ"、そのどちらをとっても、急造のセッションとは思えないほどの高い完成度と、それぞれの個性を見事に活かした素晴らしい演奏だ。
 そしていよいよX の出番となる。御存知のように、10.24の横浜公演で倒れて以来、YOSHIKIが初めてァンの前に見せた元気な姿である。冒頭の司会コーナーでそのことに対してファンに詫び、後半のMCでは「今日は武道館でいかにクダらないことをやるかという、ナメた企画なんです」と、笑顔でこの日の主旨を語っていたが、実際は、その言葉とは裏腹の決意があった。後のインチビューで、彼はこう語ってくれた。「まだ苦しかったんです、風邪を引きずってて・・・。でも、あれ(サミット) はやんなきゃ、オレがやらなきゃダメだ、そうじゃなきゃ皆にシメシつかない。例え、あそこでもう一回倒れたってやろうと思いました。サミットは手抜きじゃ終わらせられないから・・・。不安だったけど、そうも言ってられなかった」それほどの想いを込めた演奏は、やはり凄かった。どこでも、どんな状況でも、常に100%以上のものを燃焼させるX のステージ。「JOKER」「ENDLESS RAIN」、そして3曲目の「X」では、LADIES ROOMのジョージやBAKIらのゲスト・コーラス陣が入り乱れ、そのままの熱気で舞台はアンコールに突入する。
 今日の全出演者に加え、今後のEXTASYの核になるべき ジル・ド・レイ、マジェスティック・イザベル、セッション・バンドに貢献したサイズ・オブ・ラブポーション、サミットの首脳のひとりでもある COLORの D.TOMMY、ZI:KILLの KENとSEIICHI、ZOLGEの HARUHIKO-ASH、それにスタッフ関係者など、文字通り "無敵な" メンツが総出演する無敵バンド。ここはコマ送りして、ひとりひとり確認してくれ !
 さて、コンサートはここで終わったが、素晴らしいことに、このビデオはまだまだ終わらない。"祭り" の後に欠かせない宴 - - - 普段は滅多に見られない打ち上げシーンに加え、このビデオだけのスペシャル・シーンが、これでもかとばかりに続くのだ。会場を爆笑と歓喜のウズに包んだ司会コーナーや、仮装、麗装、アトラクションなど、サミットのステージ上で繰り広げられた秘密の企画が、果たしてどこまで収録されているかは観るまで教えられないが、この日のステージ上に立った全員の表情も、そしてこの打ち上げの表情も、皆、好きな仲間が集まって好きなことを好きにやると言う、バンドをやる本来の意味での、本当の綺麗な素顔なんだと思う。バンドが好きだから音楽をする。ファンはそれを見て好き勝手にノルというギグの当たり前の姿、ファンとバンドの、人間と人間の最も健康的な関係を、とかく権威の象徴視されがちな武道館で再確認した "破壊的お祭り"、EXTASY SUMMIT。武道館を見事にナメ切った次(記憶が合っていれば第7回目)は、一体どこで開かれるのだろうか ? ドームか ? 別にカーネギー・ホールでもおかしくない ?
 でも、それは誰にも解らない。なにしろ、やりたい時にノリで決めるやつらだから。それは誰にも止められないし、誰にも止められないからこそ、だからこそ彼らは、"無敵(エクスタシー)" なのだ。

無敵と書いてEXTASYと読む!!

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