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◆「アーリー・ライブ
〜メジャー・デビュー直前の鮮烈ステージ / ゲン」解説
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▼ビデオインナーより
●限定販売
『2代目イカ天KINGに輝き、日本中のロックキッズの話題をさらったGEN。その熱狂もさめやらぬ'89年7月23日、中野公会堂で行われたライブを収録。デビュー前夜の、今や伝説となったエキサイティングなステージに断然興奮!
』
●MEMBERS:
源 学・・・Vocal,Guitar
尾方茂樹・・・Guitar
中村雄一・・・Bass*
中島慶信・・・Drums*
(*印はアーリー・ライブ当時のメンバーです)
ひたむきなのは当然だ・・・そうでなければその人の音楽を信じよう、信頼しようなんて気持ちにはなれない。ロックやブルースに限らず、どんな音楽であれ、その音楽家がどれほど自分の音楽を愛しているか、は重要な問題なのである。
自分の音楽を愛する、というのはもちろん自惚れることではない。その音楽家自身がどれほどの歓びを得ているか、ということなのだ。たとえ大きな会場を満員にできるほどの観客動員力を持っていたとしても、自分の音楽に対する愛情に基づいていなければ意味などない。「オシゴト」じゃどうしようもないのだ。
GENの素晴らしさは、その姿勢と、そこからにじみ出る誠実さだと思う。源学が金沢から東京へやって来て6年。ヴォーカリストとしてプロをめざすというよりとにかく、自分の中に充満した歌う欲求や、曲を作って人々に聴かせたいという素朴な気持ちが源学にはある。そのことが、このビデオを見てもよくわかるのだ。
収録は'89年7月23日の中野公会堂。この年の2月25日に「イカ天」に出演し、2代目チャンピオンになってから5ヶ月後のステージであり、彼らにとって初めてのホールでのワンマン・コンサートであった。
メンバーはそれぞれ落ち着いたパフォーマンスを繰り広げ、演奏はワイルドかつ、ていねいである。適度な緊張感が保たれていて、すがすがしさに満ちている。ちょうどミニ・アルバム「あした天気になれ!!」(TAFFレコード)をリリースしたばかりとあって、気合いが入っていたことも十分にうかがえる内容だ。
GENの「イカ天」出演は、確かにひとつの衝撃だった。源学という稀有な個性の存在がより広く知られることになった、というだけでも「イカ天」の果たした役割は大きいといえるだろう。
このコンサートの9ヶ月後、ビデオ「ブルースマンに憧れて」でGENはメジャー・デビュー以前のステージが陽の目をみるのは珍しいことだが、それはもちろんGENという存在が以前も、そして'91年2月のメンバー・チェンジ以後も変わらぬ(あるいはそれ以上の)輝きを放ち、また、期待を寄せられていることの証であろう。
「イカ天」以後の2年間、日本は風俗現象としてバンド・ブームに覆われたということにされてしまった。確かに地道な活動を続けてきた人々や、ヤル気たっぷりのイキのいい新人たちより多く活動の場を得たことは事実だ。しかしこの映像を見ると、単なる風俗現像としてはくくりきれないエモーションの燃焼、それなしでは感動は生まれないということを強く感じるのだ。
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