THE BLANKEY JET CITY / ブランキー・ジェット・シティー

■ビデオ収録曲
1.狂った朝日
2.CAT WAS DEAD

◆「THE BLANKEY JET CITY / ブランキー・ジェット・シティー」解説 〜

●ビデオインナーより〜

『THE BLANKEY JET CITYを信用した方がいい!! 』

　相変わらず他人の鼓膜を乱暴に揺さぶる轟音だなと思う。THE BLANKEY JET CITYの魅力は、この轟音に尽きるというか、僅か3名でありながら全員が歯を食いしばって自らの限界点ギリギリまでリビドーを放出しまくってる姿が、ひたすら恰好良い。だからこそ信用出来る新人なのだけれど。
　浅井健一(vo.g)、照井利幸(b)、中村達也(ds)・・・3人共名古屋出身で、浅井と照井はロカビリー・バンドを結成していたし、また中村は中村で照井の遊び友達だった。その3人が偶然東京で出逢って、90年2月アっという間にTHE BLANKEY JET CITYを結成した。「最初のリハで僕と照ちゃんが演ってた曲合わせてたんだけど、何にも言わんでも達也はばっちし叩けた。組んでよかった! このメンバーだぁ! って直感したんだよねぇ(浅井)」「バンド組む時も組んでからも、具体的にバンドの方針とか相談なんか全然した事無いし、そんなもん必要ないんです(照井)」僅か数回のギグを経て、同年8月には「イカ天」出場、あれよあれよで5週勝ち抜いて第6代グランドイカ天キングに輝いてしまった。当然人気は急騰し、レコード会社10数社で大争奪戦が繰り広げられる「超新星」となった....つづく

●Vocal: Kenichi Asai
　Bass: Toshiyuki Terui
　Drums: Tatsuya Nakamura