OVER SOUL 〜MATRIX / 氷室京介

■ビデオ収録曲
1.WILD AT NIGHT
2.PSYCHIC BABY
3.BLACK-LIST
4.CRIME OF LOVE
5.LOVER'S DAY
6.LOVE & GAME
7.COOL
8.SEX & CLASH & ROCK'N'ROLL
9.MAXIMUM100の憂鬱
10.CABARET IN THE HEAVEN
11.SUMMER GAME
12.JEALOUSYを眠らせて
13.MOON
14.ANGEL

■発売元・東芝EMI
■1991年発売
■収録時間60分
■定価5,800円
■種別・ライブ

◆「OVER SOUL 〜MATRIX / 氷室京介」解説 〜

〜ビデオにインクルードされているインナーより詳細をお届け!〜

●Recorded & Filmed at YOKOHAMA ARENA 22nd,23rd Aug. 1991

　僕はいままで氷室京介に何を求めていたんだろう? と思う。そして、氷室京介の一体何を見てきたんだろう、と。本当のところは何も求めていなかったんじゃないか。いや、もしかしたら何を求めていいのかさえもわからないまま何かを求めている気になっていただけなのかもしれない。氷室京介の何を見るべきかもわからず、氷室京介をきちんと見ているつもりになっていただけかもしれない。ここには、明らかに今までの氷室京介とは違う氷室京介がいる。僕の勝手なイメージや思い入れなんかでは到底たちうちできない、それをキャパシティとよぶにはあまりにも大きすぎるスケール感をたたえたソロ・アーティストの、彼がいるのだ。圧倒的な楽曲と太く根を張った演奏力を持つバックを擁し、まるで旧知の友に気軽に挨拶でもするかのようにマイクを握る。それでいて彼の歌は、放たれたその瞬間に、すべてのものをクリアにする説得力を持っているのだ。そう、僕らが彼に求めればいいことは、いまや歌うことそのものであり、見るべきことは、歌っている氷室京介の姿なのだ。〜月刊
Tour-Member
キーボード AKIRA NISHIYAMA
ギター MAKOTO KAGAWA (元ローグ)
ベース FUMIAKI NISHIYAMA (元ローグ)
ドラム TOSHIMITSU NAGAI