|
◆「バクチク現象 at THE LIVE INN /
バクチク」解説 〜
このビデオ「バクチク現象 at THE LIVE
INN」は、1987年9月21日にビクターより発売されたバクチクの実質的メジャーデビュー作品なんですよ。デビューアルバム「SEXUAL×××××！」の発売が11月21日ですから、なんと二ヶ月も早い幻の(?)デビュー作品となっています。
ビデオ収録日は1987年6月16日「渋谷LIVE
INN」でのライブの模様で、この日バクチクはメジャーデビューを発表! バクチク人気が沸点間近の当日は、熱気ムンムン、超満員爆発寸前というところですか(笑) 同年4月には豊島公会堂に800名を動員したのですから、渋谷LIVE
INNのキャパシティはどう考えても小さすぎますよ。ちなみにこのライブビデオは当初発売する予定はなく、とりあえず撮っておいたものらしいですよ。しかし急遽メジャーデビューアルバム発売の前に、デモンストレーション的にリリースされたようですね。
さて、このバクチクですが、パンク的な髪立てファッションが注目され、デビューするやいなや爆発的な人気を獲得し90年前後はその人気が頂点に達していましたね。その後はカリスマ・バンドとして現在でも根強い人気を誇っています。確かにマスメディアへの露出は全盛期より格段に減っていますが、現在でもバクチクはバンド本体ばかりではなく外部でもメンバーそれぞれバリバリ活動していますよ!
ではメンバー紹介をしながら、バクチク各メンバーのバンド外活動も見ていきましょうか!
バクチク・メンバー紹介&＋α!!
★櫻井敦司(Vocal)・・・生年月日1966年3月7日、身長177cm、血液型O
バクチク以外の参加作品
1991.10.21
デルジベット・アルバム「思春期II -DOWNER
SIDE-」の「マスカレード」にボーカル参加。またISSAYソロアルバム「FLOWERS」の「恋のハレルヤ」にコーラス参加。
1992.3.21
オムニバス「DANCE 2 NOISE
002」に「予感」でXYMOX(アメリカ)と共に参加。
1998.1.21
PIGの「NO ONE GETS OUT OF HER
ALIVE」の「CONTEMPT」にコーラス参加。
1998.10.21
土屋昌巳のアルバム「森の人/Forest
People」の「小さな森の人/Goblin Forest」と「真夏の夜の森/A
Mid Summer Night's Forest」に作詞とボーカルで参加。
2001.5.9
SCHWEIN結成。櫻井敦司、今井寿、PIGのRAYMOND
WATTS、KMFDMのSASCHA
KONIETZKOというメンバーでCD「SCHWEINSTEIN」を発売。
★今井
寿(Guitar)・・・生年月日1965年10月21日、身長174cm、血液型O
バクチク以外の参加作品
1994.9.21
元SOFT
BALLET藤井麻輝とのユニット「SCHAFT」を結成。CD「SWITCHBLADE」を発売。
1991.10.21
デルジベットのアルバム「思春期II -DOWNER SIDE-」の「4-D
Versionのらせん階段」にギターで参加。
1991.10.21
オムニバス「DANCE 2 NOISE
001」にSCHAFT「nicht-titel」で参加。
1992.10.21
ソフト・バレエ「MILLION
MIRRORS」の「MEDDLER」にギターで参加。
1995.12. 1
スターリン「死んだものほど愛してやるさ」の「NO
FUN」にギターで参加。
1997.3.21
「Tribute to THE STARCLUB featuring HIKAGE」で「THE UNKNOWN
SOLDIER」のアレンジとギターを務める。
1997.4.23
森雪之丞のアルバム「天使の惑星」で「雪が造る天使」「囁く天使」「ジグソーパズルの天使」「天使に戻れた
悪魔」にギターで参加。
1998.1.21
PIG「NO ONE GETS OUT OF HER ALIVE」の「NO ONE GETS OUT OF
HER ALIVE」と「CONTEMPT」にギターで参加。
1998.8.21
ギュニュー・テュールス「DAZZLE」の「GRAZING」を作曲。
1999.3.3
Zilch「BASTARDEYES」にSCHAFT「SUPERSCHAFTRACK」参加。
1999.12.17
森雪之丞「Poetic Evolution〜with Eleven
Guitarists〜」の「メビウスの鏡」に参加。
2001.5.9
SCHWEIN結成。櫻井敦司、今井寿、PIGのRAYMOND
WATTS、KMFDMのSASCHA
KONIETZKOというメンバーでCD「SCHWEINSTEIN」を発売。
★星野英彦(Guitar)・・・生年月日1966年6月16日、身長179cm、血液型A
バクチク以外の参加作品
デルジベットのISSAYソロアルバム「FLOWERS」に、「恋のハレルヤ」「朝まで待てない」「シーサイドバウンド」でギター参加。
1991.10.21
オムニバス「DANCE 2 NOISE 001」で「Jarring
Voice」という曲でソロ参加。
★樋口豊(Bass)・・・生年月日1967年1月24日、身長167cm、血液型A
バクチク以外の参加作品
1997.3.21
「Tribute to THE STARCLUB featuring HIKAGE」の「BAD BULLET
BOY」「THE UNKNOWN SOLDIER」にベースで参加。
2000.4.5
Shammon「ローレライ」の「損得感情」「Subconscious
excursion」にベースで参加
★ヤガミトール(Drums)・・・生年月日1962年8月19日、身長170cm、血液型A
バクチク以外の参加作品
1999. 3.17
ジョン・ボーナム トリビュートアルバム「Super Rock
Summit〜天国への階段〜」の「HOT DOG」にドラムで参加。
それぞれいろいろやってますね〜。ちなみにドラムのアニー(ヤガミトール)はバクチクの事務所｢BANKER｣の取締役社長でもあります! 櫻井敦司、今井寿、RAYMOND
WATTS(PIG)、SASCA
KONIETZKO(KMFDM)で結成された「SCHWEIN」も、マニアックでスッゲーかっちょいいサウンドやってますね〜。今井と元SOFT
BALLET藤井麻輝とのユニット「SCHAFT」もサイコーにカッコ良かったしね! 本体のバクチクともどもデジロック路線一直線で、今井のアーティストとしての才能がこれでもかというぼど花開いています!!
さてさて、そんなバクチクのファースト映像作品「バクチク現象
at THE LIVE
INN」も期待して見てもらっても結構ですよ〜。確かに演奏もまだ下手(ホント)ですけど、ブリティッシュニューウェーブをルーツとした初期バクチクサウンドは、これでもかというほどにオリジナリティを放っています。みなさん若いし今井君も現在と変わらず雰囲気がアブないです(笑)
当時インディーズで大旋風を巻き起こした「バクチク現象」、君も一度体験してみてはいかがかな? このビデオに当時のバクチクの「勢い」が、完全真空パックのようになって詰め込まれていますよ!!
|
