アニメCD専門SHOP

サントラ
いやし系まがいの音楽であると思われます。テレビは見ておりませんので、音楽単体で評価させていただきます。ピアノはニューエイジミュージックとなんらかわりません。一貫性のない部分が気になります。はやりものでだいぶ上げ底されております。作曲家の本音が聞こえてきません。そのへんが非常に残念でありません。中途半端な内容であると思われます。ライトユーザー向けであるように思われます。癒し系ならすぐにとびつくユーザーのことです。１０点中４点

心に染みる音楽です
ＮＨＫドラマ「風の盆から」のサウンド･トラックです。
”風の盆”はその哀愁漂う胡弓の調べで有名ですが、このアルバムも二胡の流れるような旋律が美しく、ドラマの幻想的な世界を完璧に表現しています。
まさに、あの独特の雰囲気はこの二胡を使った音楽でなければ表現できなかっただろうと思わせるほど、悲しみ、愛情、怒りや疑惑など、人物の感情を豊かに描き出しています。
全７曲と少なめではありますが、音楽の質の良さが十分補っていると思います。
しっとりと心に沁みる調べに浸ってみませんか？
アルバムのタイトルと同名の”風の盆”が壱～参までありますが、ちょうど物語りの序盤・中盤・終盤を表すような曲調に成っており、懐かしさ・疑惑・旅立ちと曲の雰囲気が変えてあります。過去!・現在・未来と表現しても良いかもしれません。

久石譲のおっかけでも、なくても、
今、日本の音楽会でブームが起こっていると言われる二胡がストレートに響くCD。
東北地方の乾いた風と、尽きることのない清れつな水の流れを同時に感じることのできる音。
南国と呼ばれる地に生まれ住む自分には、強い憧れを伴いながらも、望郷の念を感じる音楽です。
どなたでも、ドラマを知らずともこの音の世界に浸ることができるはず。ボリューム感は少なめですが、それがかえって後を引き、各々に美しい風景を刻んでくれます。