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珍曲好きにはたまらない！
　「あのねのね」は1970年代に一世を風靡した清水國明と原田伸郎によるデュオ。へたくそ極まりないアコースティック・ギターによるシンプルな音楽に乗せた、とぼけた漫談風の歌が魅力のデュオです。
　2001年の再結成作「あのねのね」など、たまたま持っている数作品がどれもそれほど面白くなかったのであまり期待していなかったんですが、このCDはメチャクチャ面白いです。ウケている観客に対して「何が面白いのか全然分かりませんが」とコメントしていますが、確かにスタジオ録音で聴いてもしょうがないような作品が多いです。ライヴならではのくだけた雰囲気、観客の反応なんかがあるから余計に楽しいんでしょう。チューニングすら合ってないんですが、それでも全然オッケー。爽快なほど明るく健康的で、下品で馬鹿馬鹿しい内容。つボイノリオやまりちゃんズなどが好きな人には絶対にお勧めです。もちろん聴く場所は選んだ方が無難ですね。

祝!復刻「18才未満立ち入り禁止ライブ」
1曲目の「空飛ぶ円盤の唄」は、インタビューで2分、フル・オーケストレイションのイントロで約1分、歌は約30秒。

相変わらず、人を食った演出で始まる あのねのねのアルバムだ。

2曲目で ちょっと驚いた。

なんと、伝説の「18才未満立ち入り禁止ライブ」なのだ!

その後も、数曲毎にブロックを組むように ライブ音源が続く。 なつかしいねぇ?

ただ音質は、著しく悪い。

カセット・テープみたいだ。

「お笑いソングブック・ナンセンス歌謡の日々」というCDに収録の「つくばねの唄」と同一音源なのだが、「お笑いソングブック」の方は、リマスターされているので聴きやすい。


ん? まぁほとんどネタだから、これでも いっか。