アニメCD専門SHOP

アニメ化以前に発売されていた原作ベースでアニメも意識したドラマCD。
「大正野球娘。」ドラマCD版。一応、第１弾でしょう。
野球の基礎体力強化の一環として近所の山へハイキングへ向かう面々。但し、下級生２人は含まない総勢７名＋引率の先生。

女８人が掛け合うわけですが、アニメと異なり画がないため誰が話しているのか判らない個所が多々あります。
山登り云々よりメンバーの他の女子による小梅争奪戦に、お弁当準備がメインのような気が・・・（汗）。

これで下級生の２人が加わっていたら益々混乱するような内容になっていたと思われます。
女ばかりで８人が「声だけ」はやはりツライ部分があります。

総合的には可もなく、不可もない出来。

“エチュード”としてはまずまずの出来
本をレビューしたときに「メディアミックスも」なんて書いていたら、ほんとうにドラマＣＤが出たので驚いた。

最初なので制作側も手探りなのだろう。冒頭のキャラ紹介は時間内容ともぎこちない。だが話が進むにつれて肩の力が抜け、こなれてきている。
肝心の“大正１４年”という時代背景や雰囲気がきちんと表現されていないな、と感じる部分もないではない。だが、作品の世界観を大まかに掴み描いた“エチュード”としてはまずまず上出来だろう。

だけど・・・。
最近の若手女性声優さんは、どうにも声だけでの区別がしづらいな。何度か聴いたけど、このシーンで喋っているのはどのキャラか、まだ聴き分けしきれず混線気味。まぁこれは私の耳がおかしいせいなので聞き流してネ（笑）。