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―改めて，美しい曲たちです
　「本田透」役の堀江由衣さんが歌う２曲と，インストゥルメンタル３曲の構成になっています。

　ヴォーカル曲は岡崎律子さんの作品で，ご本人も歌っています。
　岡崎さんヴァージョンは，彼女特有の深い優しさと力強さを感じさせるのに対し，堀江さんヴァージョンは，可愛らしさ・瑞々しさに溢れています。まさに「本田透」のイメージにぴったりです。

　インスト曲では岡崎さんのコーラスの美しさが際だっており，ヴォーカルヴァージョンとはまた違った魅力があります。単なる‘カラオケ’のレベルを超えて，単体で十分美しい楽曲に仕上がっています。

　本作品は，是非，岡崎さんヴァージョンと聴き比べてみることをお薦めします。それにより，堀江さん・岡崎さん双方の良さが再確認できると思います。


岡崎さんとは一味違う出来です
主人公・本田透を演じた堀江さんが歌う
「Ｆｏｒフルーツバスケット」と「小さな祈り」。
岡崎さんは癒される感じになっています。
しかし堀江さんはもちろん癒しも入っておりますが、
まさに透明感のある声といってもいいでしょう。
最初のコーラス部分も堀江さんとなっており
雰囲気がかなりかわったかと思います。
岡崎さんＶｅｒと聞き比べるのも面白いかもしれないので
二枚セットで購入することをお勧めします。
岡崎さんと堀江さんのコンビは本当に大好きです。
岡崎さんはお亡くなりになりましたが
これからもきっと岡崎さんの曲は愛されて、
そして癒していくと思います。
岡崎さんのご冥福をお祈りいたします。

新鮮さで生き生きとした歌声
オリジナルバージョン（岡崎律子）のカヴァーとして
堀江由衣が歌っている。
オリジナルバージョンが上品な質感であるとすると、
この堀江バージョンは新鮮というイメージである。
新鮮だけでなく、暖かさも感じさせる音調である。
カヴァー版とオリジナル版では伴奏に若干の違いが
あるが、音質には大きな違いがある。
オリジナルは、コンパクトであるが、上品の質感が
ある。堀江バージョンは広がりをみせ新鮮である。
しかし、声には深みがない。だが、そこが魅力なの
かもしれない。
録音音質はオリジナル版と同様に質感は高いが、オリ
ジナル版とは性質が異なる。
なお、３曲のカラオケを収録しているが、これは同じ
フルーツバスケットのアルバムにヴォーカル入りが収
録されているので、聴きたければそちらを購入する必
要がある。