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ひとまとめ?!
これは単純に前回のサントラにソング・トラック集、さらにイナズマンのサントラに収録されてた曲をひとまとめにした物?!ジャケも前より断然良い、もったいないけど新たなリマスターなら欲しいかな、イナズマンのサントラは貴重になってますしね?。

もしや来るのか？"40周年記念版"が?
恐らくはここをご覧になっている方はシリーズのファンで
あろうと思いますので、3枚組である本作品のポイントと
「気になる点」をご紹介します。

●本作品のポイント
・DISK1、2の音源は第一回録音分のサブマスターを新規使用。
　本版の編集の際に新たに発見された音源で、マスターから
　落とされて以来ほとんど手つかずであった状態のものを
　今回の音源として新規に使用しているとのこと。
　私は前回のサウンドトラックは所有しておりませんが、
　前作は大幅な音質補正をかけており、今回の音源は補正を
　かけていないとのことです。

・ダーク基地内音や劇中未使用曲がラインナップ。
　上記サブマスター内に収録されていたことから収録が実現。
　（それまではイナズマンのサウンドトラックにのみ収録。）

●本作品の「気になる点」
　DISK3にはカラオケが収録されておりますが、上記未収録曲の
　収録により時間の尺が足りず、全てワンコーラスのみの
「ショートバージョン」での収録となっております。
　編者はこの点を大変気にしているようで、ライナー内で
「完全収録をいつの日か実現したい」と明言しております。
　そうなると、実現すべきタイミングは"40周年"ということに
　なるのでしょうか。キカイダーの初出は1972年ですから、
　40周年は2012年。カラオケまで網羅した"完全版"が果たして
　出るのか、悩ましいところですね‥

　しかしながら、原曲については劇中に一度だけ使用された
　「ギル博士の歌」や劇中未使用曲である「キカイダー数え歌」
　まで網羅するなど、さすがのラインナップ。満足度は非常に
　高い作品であると言えるでしょう。

決して色褪せない70年代の宙明サウンド
珠玉が詰まった宝石箱と言っても過言ではない。
主人公がロボットであるが故、悲壮感漂うメロディも少なくはないが、しかし硬質なギターリフが奏でるモータウン的サウンドは、聴き手を血沸き肉踊らせる。
個人的にはこの頃の渡辺宙明先生の作品群が一番好きだ。