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お勧めできるCD
八葉にしっかり焦点を当てて構成されていて、
遙か２の世界観がよく出てます。
おちゃらけた感じの半端なミニドラマ等がないのも良かったなあ。
一貫してバランスの取れた１枚だと思うので、
天の四神が好きで、シリアス路線好みの方は是非聴いてみて下さい。
でも、あのジャケ絵はどうにかなりませんかねえ。
水野さんの描く２キャラの新作絵がみたいものです。


朗読部分がすばらしいです
ネオロマンスゲームのドラマというと、キャラのモノローグやキャストの掛け合いで構成されるものがほとんどでした。が、このCDの「天の八葉メイン」のドラマは、キャラ視点の文章ではありますが「朗読」によって進行する部分もあります。
第一線で活躍する声優さんの抑制のきいた朗読は、今までのネオロマンスものとはひと味違いました。やはりみなさん達者な方なんですね。
「オンラインノベル連動」とのふれこみですが、ゲームをプレイした方なら違和感なく聞けると思います。ジャケット絵が水野十子さんではないので４つにしました。

天の四神がすきな方は是非。
天の四神、千歳(＋シリン)のお話５本と、地の四神の花梨ちゃんとの出会いの４本の語り、そして歌が１曲のアルバムです。

千歳＆シリン編は、院に認められるまでのお話で、千歳サイドのプロローグ的なお話です。
頼忠さん編は、手負いの鷹を拾った頼忠さんとその鷹(＋α)のお話。
イサトくん編は、お兄さんズとイサトくんのお話(といっていいのか)。
幸鷹さん編は、京の現状に頭を悩ませる別当殿と辻で出会ったおばさんのお話。
泉水さん編は、鏡の見せる幻である女六条宮(＋α)との野宮までの道中のお話。
基本的に、頼忠さんと幸鷹さんの話はハッピーエンドな感じでほんわかと終りますが、
泉水さんとイサトくんのお話はシリアス系ですね。流石じれっ隊！と言ったところ(笑)
５本の話に特に繋がりはなく、八葉同士には全然絡みがないのがちょっと寂しいですが、
まぁ遥かは人数も多いし何よりこれは神子召喚前なので、逆にその方がしっくりくる気がしますね。

地の四神の方は、花梨ちゃんとの出会いの語りです。
大体ゲームの通りなんですけど、翡翠さんはゲームとちょっと違うので個人的に面白かったです。

歌はネオロマンスノベルのテーマソング(らしい)で、彰紋＆泉水の宮兄弟の歌う「不思議野の迷い子」
保志さんの良く通る声と宮田さんの優しげな声がバランス良くて、とても心地よい感じの歌だと思います。


星は４つか５つか迷ったんですが、歌がもう一曲くらいあると嬉しかったので、辛口めで４つにしました。