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惜しい…ッ！
メタルギアキャラが好きな人、声優が好きな人には100％オススメ。
映像がない分、声の演技の機微にじっくり耳を傾けられる。
　
ただし、シナリオのテンプレ感、そしてキャラ達の一流の兵士達とは思えないの素人臭い戦場での立ち振る舞いが目立つ。
ゲームと違い、その手の知識のある監修者がついていなかったのか？と思いきや、毛利元貞氏が脚本を手がけている。

ドラマ本編の名演技とは対照的に、妙にぎこちなくテンションの低いおまけの様子を見るに、
声優達も脚本部分のチープさを感じていたのではないのかなどと邪推してしまった。
もっとも、大半のドラマCDにはキャラクタがお祭り騒ぎをするだけで、『ドラマ』部分にに全く期待できないものが多いことを考えると、このクオリティはやはり高いのか。
よって星4つ。

ドラマCDの見せうる最高傑作とすら言える出来栄え。
一流が奢らず遊ばず一流の演技を見せてくれる。
洋画を見ているかのような演技の一つ一つは同業を目指す上で
この世界の厳しさと求められるハードルの高さを思い知らされる。
珠玉と言う言葉はこの為にあるのだろう。
原作を最近再度プレイした自分にとっては、この作品がたんなるスピンオフで
終わっていないということは、本シリーズの続品郡が物語っている。
他のレビューにもあるが、これは確かにポリゴンを使い映像化できそうだ。
シナリオが同人作品レベルのドラマCDが跳梁跋扈する中で、
ここまでキャラクターを生かし、かつ雰囲気を壊さない作品も珍しい。

「スネークは私自身です」
と言う大塚明夫氏の言葉にぐっと来ました。
PART2も是非聞いていただければ幸いです。

予想以上にいいですよ。
トラック名を見ると判ると思いますが、トラック1～3がメリルが話のメインに、トラック4～6がメイ･リンが話のメインになっています。
CDドラマと侮るなかれ！ストーリーもしっかりしています。
正直CDドラマではもったいないくらいで、新作のメタルギアなどのおまけで
ショートムービーにして欲しいくらいです。
相変わらずスネークがかっこいいです。